昨日、ベネッセ教育情報サイトから、興味深い記事が出ていました。

2020年度入試から、大学入試センター試験の方式が変わり、「共通テスト」に変わるということをご存知の方は多いと思います。

やはり目玉は【記述式問題】です。
記事の中にも、「ただ、過去2回のプレテストではっきりしたのは、センター試験以上に考える力や書く力が問われるということです。」とあります。

単語や用語の暗記はとにかく努力して、書いたり読んだりすれば一応は覚えられます。

ただ、今後、共通テストで試されるであろう、読解力や記述力は、そう単純に身に着けられるものではありません。

簡単ではないからこそ、学校も(そして学習塾も)今まで避けてきたのではないか、と私は考えます。

さて、帯屋進学塾では、今年度より「eトレ」を本格的に運用して授業を進めています。

「eトレ」は自分で書いて問題を解いていきます。
文章で答える問題もあります。

文章で答える問題の採点は、必ず塾長がしています。
文章で答える問題の答え方は、人が教えなければ、なかなか伝わらないものです。
用語が正しかったとしても、文章のつながりや全体の意味がおかしければ正解とはできないからです。

また、「eトレ」は最新の入試問題を分析して進化していきますから、今後「共通テスト」に対応したプリントも新しくリリースされるでしょう。

また、記事では、「記述式への対応には普段から文章を書くことを苦にしないような訓練はもちろん、自己採点で正当に自己評価できるようにするためにも、言語活動の充実が不可欠です。」とあります。

さらに、「新指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」による授業改善が求められます。」ともあります。

これは、私たち学習塾にも求められていることでしょう。
一方的に先生から生徒へ伝える時代は終わり、生徒が主体となり、先生や、他の生徒との対話を通して学んでいく。

個別指導をメインにしてからは、生徒の主体性を生かせるようになってきたとはいえ、当塾としても、これから、理想の学習塾像をさらに追求していく必要があります。

記事引用元:ベネッセ教育情報サイト

https://benesse.jp/kyouiku/201905/20190507-1.html