塾生のなかには勉強が苦手、勉強が嫌いという子も少なからずいます。

そんな子たちに少しでも楽しく勉強してもらえないか…ということで、現役の塾生の皆さんに「どんなときに勉強が楽しいと思うか」「勉強していて良かったと思うのはどんなときか」を聞いてみました。

①テストで点数が上がったとき・志望校に合格したとき

わかりやすい成果が出たときは「勉強してきてよかった」という充実感も大きいということでした。

テストの点数が伸びたり、志望校に合格が決まったときは努力が報われた感じがして、「もっと頑張ろう」と思えるようです。

 

②eトレや小テストで満点や合格が続いたとき

テストの点数や志望校の合格は喜びも大きいですが機会は少ないですね。

しかし、eトレはプリント1枚1枚の合否を判定してくれるため、満点や合格が続いて、「今日は調子よく解けているな」という日は楽しく学習できるようです。

英単語の小テストでも「満点を取りたい」という気持ちで臨んでくれる塾生はそれだけでもモチベーションになっていますし、満点だったときは嬉しそうですね。

 

③サクサク問題が解けているとき

特に数学の計算で、サクサク解けている感覚があるときは嬉しいと感じるということでした。これは私(塾長)も経験があります。

問題を解いていて手ごたえがある瞬間は楽しいですよね。

 

④解けなかった問題が解けるようになったとき

全部の問題をサクサク解ける人はいないと思いますが、一度解けなかった問題でも、プリントの解説を読んだり、私(塾長)に質問をして教えてもらったりして理解できたときは楽しいしスッキリするようです。

そして次に同じような問題を解いたときにできるようになっているとなお嬉しいそうです。

より難しく感じた問題ほど、解けるようになったときの達成感は大きいということでした。

自分の成長を感じる場面では「楽しい」と思えますね。

わからない問題を解説して、わかるようにしてあげる。学習塾の原点ですね。

 

⑤自分のやるべき課題が見えているとき

受験に向けて問題を解いていて、解けない問題があったとしても、「次にここを理解できればわかるはずだ」と課題が見えていると辛くないし、どんどん前に進んでいる感じがして楽しいという意見もありました。

反対に志望校に受かりたいという気持ちはあっても、課題が見えず、何から手をつけて良いかわからないでいると、楽しくないですよね。

 

 

勉強をしていてサクサク解けているときは素直に楽しむ。

単語テストやeトレでも合格が続いたときは喜ぶ。

仮に解けない問題でもすぐに諦めないで、解き方を調べたり、先生に聞いたりして解けるようになるまで頑張って、達成感を味わう。

(ここでどうしてできないか、自分の課題はなにかまでわかっていれば良いようですが、これは勉強の上級者です。)

これらの積み重ねがあれば自然と点数も上がってきます。点数が上がったらもちろん嬉しい。

さらにその先には志望校合格があり、それはもっと嬉しい。

 

当たり前のようで、私も改めて気が付かされたことがたくさんありました。

皆さんにとっても参考になりましたら嬉しいです。