【勉強のやり方:英語編】長文読解を理解するコツ
英語の問題の中で一番難しいものは何か、といえば「長文読解」と「英作文」でしょう。
この2つに共通する点は、総合的な力が試される、つまり単語も文法も両方必要であるということです。
今回は長文読解を理解するコツについて解説していきます。
長文読解は総合力なので、もちろん、単語力、文法力がまんべんなく備わっていることがベストです。
単語がいまいち覚えられていない、文法もおぼつかないということであれば、苦手分野をコツコツと補っていくことが先決です。
ここからは、単語も文法も平均程度はあるけれど、長文問題が苦手という方向けに書いていきます。
長文読解でほぼ全員がひっかかるポイントは、一文で3行以上になるような長い文でしょう。
こういう文はだいたい、いくつかの節や句でできており、区切ってしまえば、短い文と同じように読むことができます。
区切り方のコツをつかめば、正しく読むことができるのです。
この区切り方を理解するうえで大切なポイントは2つ。
「文型」と「文の構造」を理解することです。
文型とは、第1から第5まである、英語の文の基本の型です。
英語は文の作り方を分類すると、大きく分けて5つしか型がないのです。
文型が5つのうちのどれかを意識しながら読むということが大切です。
長文を読み、一つ一つの文について、正確に文型を言えるようになってくると、長文もかなり読めるようになっているはずです。
文の構造とは、文の節や句といったものが、どこを修飾しているのかを見抜くということです。
例えば不定詞。形容詞的用法なら、直前の名詞を修飾している。副詞的用法なら、動詞か、文全体を修飾しているはず、というように考えていきます。
どの節(または句)がどこの節(または句)を修飾しているかを誤ると、文全体の流れを見誤ることにつながります。
関係代名詞と先行詞の関係、主節と従属節の関係など、ポイントをおさえながら読むことで、3行以上になるような一文でも正しく理解できるようになってきます。
さて、これ以上は、やっぱり直接教えないとわからないと思いますので、ぜひ体験授業にお越しください。