帯屋進学塾では夏期講習の真っ最中ですが、そろそろ書店に県立高校の過去問が並びだす時期です。
受験生の皆さんは必ず過去問を購入しましょう。
ここだけの話、去年の田平中の2学期・3学期の実力テストでは、長崎県公立高校の過去問が「そのまま」出題されました。
今年も実力テストで同じような出題がある可能性はあります。
(中学校の先生も、そのまま出題するのではなく、ちょっとひねれば良いのに…と思いました。)
公立高校の過去問題集は3種類ほどですが、買うとすればこの2つのどちらかがよいと思います。
①教英出版『長崎県公立高等学校過去入学試験問題集2020年春受験用』 写真左
過去3年分ですが、問題の冊子を実物そっくりに再現しています。余白やページ数も本物と同じです。すでに発売されていますので、すぐ手に入ります。定価は950円+税です。
②東京学参『長崎県公立高校 入試問題 令和2年度版 【過去5年分収録】』 写真右(過去の同じシリーズ)
過去5年分を1冊の本にまとめたものです。実物とは違うところでページが変わっていたりはしますが、5年分なので問題の量は多いです。こちらはまだ発売されていません。去年は9月の発売でしたから、もう少しで発売されるでしょう。去年の定価は926円+税でした。
過去問を実際に使うのは11月以降からですが、今のうちから「どんな問題が出るのだろう」と眺めてみるのは良いことです。目標がはっきりします。
まだ習っていないこともありますから、解けない問題はあって当たり前です。
例えば数学は三平方の定理が毎年必ず出題されていますが、実際に学校で習うのは年明けです。社会でいえば公民の問題は解けないでしょう。
しかし、中3の1学期までに習ったことで、解ける問題もずいぶんあります。
数学なら中1でも解けるような計算も出ますし、作図は毎年出ています。中2の連立方程式や1次関数、確率の問題もよく出ます。
もしもあなたが「もうこんなに解けるんだ」と感じれば、自信につながることでしょう。
余談ですが…。平戸市内は書店がめっきり減りました。田平町内にはもう何年も前から本屋さんはありません。また、大型の書店は佐世保まで行かないとありません。
佐世保まで行けば過去問は置いていると思いますが、機会があまりないという方は、インターネットを使って購入してみてください。