テストは解いて終わり、返却されたらすぐにしまう、ではもったいないです。
テストの答案と問題を見比べながら分析すると、それぞれの単元の理解度がよくわかります。
特に、間違えた問題を分析することで、弱点となっている単元とその理由がわかります。
帯屋進学塾では、可能な限り、テストの答案を提出していただくようにしています。
例えば、先日の実力テスト(画像をご確認ください)。
中3の英語の実力テストで84点ですから、すでに立派なものです。
(点数が名前に重なっているため、少々点数が見づらいですが)
答案を分析すると、目立った大きな弱点があるわけではく、細かなミス、もったいない減点が多いですね。
特に、リスニングの問題での減点が多いですので、こちらの塾生には先日の記事でも取り上げた、リスニングの問題集をご紹介しました。
さらに種類ごとに見ていくと、スペルミスが2つ、発音が1つ、文法が3つ、読解が1つ、単語の意味が1つでした。
文法は並べ替え英作文で副詞の位置で間違えたものが2つありましたので、eトレを使って復習をしてもらおうと思っています。
テスト後半の長文読解の問題が満点だったのは、塾での学習の効果がよく表れています。
85点前後まで点数が上がってくると、90点以上を目指すのは大変ですが、リスニングの強化と、副詞の位置を覚えてもらえれば、90点には到達できます。
テストの答案を分析した後は、今後のカリキュラム設定に修正を入れていきます。
こちらの塾生でいえば、今までの進め方に大きな修正は必要はありませんでしたが、リスニングの問題集を演習の時間に解いていただくことと、文法では副詞の用法を復習することを新たに加えました。